福島県野生鳥獣の放射能モニタリング調査：最新結果と長期データ

福島県は、東京電力福島第一原子力発電所事故後、野生鳥獣（イノシシ、ツキノワグマ、キジ、ヤマドリ、カモ類、ノウサギ）の肉について、国からの摂取制限・出荷制限指示に基づき、放射性物質濃度測定調査を継続しています。

令和7年7月22日現在の最新調査結果をはじめ、平成23年度からの長期にわたるデータが公開されています。 これらのデータは、年度別、鳥獣別にCSVファイルでダウンロード可能です。 データには、食品衛生法の基準値（セシウム2核種合計100Bq/kg）を超える場合に「＊」マークが付されています。

調査対象となる鳥獣は、山野を自由に移動するため、捕獲場所のメッシュ番号は生息地の特定には不十分である点に注意が必要です。 県は、狩猟者向けに情報提供も行っています。 詳細なデータや過去の調査結果、摂取制限・出荷制限の指示状況などは、福島県自然保護課のウェブサイトで確認できます。 長年にわたるモニタリングデータによって、福島県における野生鳥獣の放射能汚染状況の推移を把握することができます。