北海道 帯広市  公開日: 2025年09月19日

令和4~6年度植物相調査:88科367種もの野草が確認されました!

令和4年から令和6年にかけて行われた植物相調査の結果、88科367種もの植物が確認されました。本記事では、その一部を紹介しています。

確認された植物には、フタリシズカ、ヒトリシズカ、オクエゾサイシン、コウライテンナンショウ、ミズバショウ、ザゼンソウ、ヒメザゼンソウなど、様々な種類が含まれています。ユリ科植物では、オオウバユリ、カタクリ、クロユリなどが確認され、ラン科植物も豊富で、アオスズラン、オニノヤガラ、サイハイランなどが含まれます。

その他、アヤメ科、キジカクシ科、ツユクサ科、ケシ科、キンポウゲ科、バラ科、マメ科、ユキノシタ科、アカバナ科、サクラソウ科、リンドウ科、シソ科、キク科など、多様な科の植物が確認されています。具体的な種名としては、エゾトリカブト、シラネアオイ、エゾノリュウキンカ、サラシナショウマ、ヤブマメ、エゾアジサイ、エゾオオサクラソウ、ハクサンシャクナゲなど、地域性のある植物も含まれています。これらの植物は、野草園という環境の中で確認されたものです。
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多様な植物相の調査結果、興味深く拝見しました。特に、地域性のある植物、例えばエゾトリカブトやシラネアオイなどが確認されている点が、その土地固有の生態系を反映していて魅力的ですね。野草園という環境だからこそ、多様な種が維持・観察されているという点も、保全の取り組みの成果を示しているように感じます。ラン科植物の豊富さも、専門的な視点から見て、注目すべき点ではないでしょうか。

そうですね。貴重な調査結果、ありがとうございます。特に、88科367種という多様性は、その土地の豊かな自然環境を示していると思います。地域性のある植物の存在は、その場所の気候や土壌といった環境要因を反映しており、生態系の複雑さを改めて認識させられますね。野草園という管理された環境下での調査だからこそ、正確なデータ収集が可能になっているのでしょう。ラン科植物の豊富さについても、専門家の方々の更なる研究に期待したいですね。今後の保全活動にも役立つ、大変重要なデータだと思います。

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