岡山県指定名勝「龍城院庭園」、初公開！紅葉の季節に歴史と美を堪能

令和7年3月18日に岡山県名勝に指定された龍城院庭園が、10月19日（日）～11月3日（月・祝）の期間、初めて一般公開されます。午前8時～午後5時まで公開。

浅口市寄島町にある天台宗寺院・龍城院の庭園は、池泉観賞式庭園で、江戸時代の伽藍再建・整備に伴い現在の形になったと推測されます。池には中島が浮かび、背後の福井山を借景に、二段落ちの滝（当初は三段落ちの枯滝だった可能性あり）や豪壮な枯滝など、敷地造成で現出した地形を巧みに活かした景観が特徴です。

県内でも希少な枯滝の造形は、岡山県の庭園文化と築造技術を知る上で重要な文化財と評価されています。紅葉の美しい季節、歴史と自然が織りなす美しい庭園をぜひご鑑賞ください。 お問い合わせは、浅口市教育委員会事務局 ひとづくり推進課 文化財係（Tel：0865-44-7055）まで。