神奈川県は、7月21日から27日までの「ともに生きる社会かながわ推進週間」において、障害者に対する偏見や差別をなくし、共生社会の実現を目指す様々な取り組みを実施します。

これは、2016年の津久井やまゆり園事件を教訓に、県民一人ひとりが「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を理解し、行動に移すことを目的としています。

今年度の取り組みは、金澤翔子さんデザインのポスター・チラシを県内主要駅に掲示するほか、昨年度17社だった協賛企業が31社に増加、県立高校に加え県内の国公立中学校410校にもポスター掲示が拡大するなど、企業・学校との連携が強化されます。

さらに、障害福祉サービス事業所が製作した「ともいきTシャツ」の販売枚数も増加し、県広報誌やテレビ・ラジオ番組でも積極的に啓発活動を行います。

これらの活動を通じて、県民全体の意識向上と共生社会の実現を目指し、より多くの人が「ともに生きる」社会の実現に貢献できるよう、県を挙げて取り組んでいます。 地域広報誌への掲載や市町村との連携も強化され、県民全体への浸透を目指します。 SDGsの達成にも繋がる取り組みとして、今後も継続的な啓発活動が期待されます。