沖縄の自然を守りながら活かす！県知事認定「保全利用協定」制度とは？

沖縄県では、豊かな自然環境と観光産業の両立を目指し、「保全利用協定」制度を推進しています。これは、エコツアーなどの環境保全型自然体験活動を行う場所の適切な保全と利用を図るための自主的なルールで、県知事がその内容を認定します。

現在、伊部岳（国頭村）、謝名瀬（宜野湾市沖）、保良クバクンダイ鍾乳洞（宮古島市）、白保サンゴ礁（石垣市）、大浦川（名護市）の5地区で協定が認定されており、仲間川（竹富町西表島）地区についても認定申請中となっています。

県は、協定づくりを支援する「保全利用協定サポートデスク」を開設し、事業者や地域住民からの相談を受け付けています。 認定申請中の仲間川地区の協定については、令和7年7月18日から31日まで縦覧が実施され、8月1日から14日まで意見募集が行われます。

この制度は、沖縄の貴重な自然環境を次世代に継承しながら、持続可能な観光産業を育成するための重要な取り組みです。詳細については、沖縄県環境部自然保護課（電話：098-866-2243）またはサポートデスクにお問い合わせください。 各協定の詳細な内容は、PDFファイルで公開されていますので、そちらもご確認ください。