滋賀県  公開日: 2025年07月17日

滋賀県で特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」初確認!被害拡大防止に向けた対策を徹底

滋賀県内で特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が初めて確認されました。7月中旬、長浜市のウメ園で発見され、県病害虫防除所による同定で判明しました。クビアカツヤカミキリは、サクラ、ウメ、モモなどのバラ科植物に寄生し、幼虫が樹木内部を摂食することで樹木の衰弱や枯死を引き起こします。体長2.5~4cmで、黒く光沢のある体に赤い前胸背板が特徴です。

県は、被害拡大を防ぐため、農業者に対し、成虫の捕殺、幼虫の駆除、樹幹へのネット設置、殺虫剤散布などの防除対策を呼びかけています。成虫は6~8月頃に出現し、幼虫は木くずと糞が混ざった「フラス」を排出します。フラスを発見したら、それを除去し、食入孔に殺虫剤を注入する対策が有効です。

クビアカツヤカミキリは、既に16都府県で確認されており、その被害は深刻です。今回の発見を機に、県民一人ひとりが注意を払い、早期発見と迅速な対応が求められています。詳細については、滋賀県病害虫防除所(電話番号:0748-46-4926・6160、メールアドレス: [email protected] )までお問い合わせください。 県は、今後も継続して情報発信を行い、被害拡大防止に努めていきます。
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わぁ、ちょっとびっくり!滋賀でもクビアカツヤカミキリが出現したんですね。あの美しい見た目とは裏腹に、バラ科の植物に深刻な被害を与えるなんて… 本当に残念です。でも、県が積極的に対策を呼びかけているのは心強いです。フラスの発見とか、地道な観察が大切なんですね。私も近所の桜並木、ちょっと注意深く見てみようかな。みんなで協力して、美しい景色を守っていきたいですね!

そうですね。美しい見た目とは裏腹に、被害は深刻ですからね。若い世代の方々が、このように問題意識を持って注意を払ってくれるのは、本当に頼もしいです。フラスの発見は早期発見に繋がる大切な情報なので、ご近所の桜並木だけでなく、公園や街路樹など、気になる場所があれば気にかけて見ていただけると嬉しいです。もし何か見つけたら、県病害虫防除所に連絡するのも、大切な役割ですよ。一緒に頑張りましょう。

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