藤沢市、地域と学校が連携！子どもたちの未来を育む「コミュニティ・スクール」

藤沢市教育委員会は、地域住民や保護者が学校運営に参画する「コミュニティ・スクール（学校運営協議会制度）」を推進しています。2021年からモデル校で試行導入し、2025年度には市立小中特別支援学校55校への設置を目指しています。

この制度では、学校運営協議会が設置され、委員は教育委員会が任命します。委員は地域住民、保護者、地域学校協働活動推進員などから構成され、学校運営に一定の権限と責任を持って参画します。

コミュニティ・スクールは、地域に開かれた信頼される学校づくり、学校と地域の関係強化、地域資源を活用した教育活動の充実、教職員の負担軽減、地域住民の生きがい創出など、多くのメリットをもたらします。

具体的な取組事例として、地域住民によるICT端末活用授業補助、下校時の見守り、地域資源を活用した校外学習などが挙げられています。 藤沢市は、地域学校協働本部との連携強化も図り、地域と学校が一体となった子どもたちの育成を目指しています。 2025年度までに全校への設置完了を目指し、段階的に導入を進めています。