福岡県で麻しん（はしか）発生！予防接種で感染を防ごう

福岡県で麻しん（はしか）の発生が報告されています。令和7年度は全国的に患者数が増加傾向にあり、注意が必要です。

麻しんは、発熱、発疹、目の充血、咳、鼻水などの症状を伴う感染症で、空気感染などにより容易に広がります。免疫のない人が感染するとほぼ100％発症します。潜伏期間は10～12日間で、発疹前に最も感染力が強くなります。重症化すると肺炎や脳炎などを併発する可能性もあります。

予防には、予防接種が最も効果的です。定期接種は1歳以上2歳未満、5歳以上7歳未満が対象で無料です。対象外の方は任意接種（有料）となります。海外渡航予定のある方も、ワクチン接種歴を確認し、必要に応じて接種を検討しましょう。

麻しんの症状が出た場合は、公共交通機関の利用を避け、医療機関に電話連絡の上、指示に従って受診してください。 渡航歴なども医師に伝えてください。

麻しんに関する相談は、お住まいの保健所にお問い合わせください。（広川町は南筑後保健福祉環境事務所 感染症係：0944-72-2812）

学校保健安全法では、麻しんは出席停止となる第二種感染症に指定されています。

詳細情報は、福岡県ホームページや厚生労働省ホームページをご確認ください。