宮城県 大衡村 公開日: 2025年09月12日
令和6年度決算:財政状況と健全化計画の取り組み
令和6年度決算に基づく財政健全化法による指標が公表されました。 指標には、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つの健全化判断比率と、水道事業会計、下水道事業会計の資金不足比率が含まれます。
いずれの比率も、地方公共団体の健全化に関する法律に基づき算定され、監査委員の審査を経て議会に報告されています。
令和6年度の決算では、実質赤字額と連結実質赤字額はゼロでした。実質公債費比率は6.4%でした。将来負担比率は算出されていません。これらの数値は、早期健全化基準(実質赤字比率15%、連結実質赤字比率20%、実質公債費比率25%、将来負担比率350%)や財政再生基準(実質赤字比率20%、連結実質赤字比率30%、実質公債費比率35%)と比較されます。
基準値を超えた場合は、それぞれ「財政健全化計画」または「財政再生計画」の作成・公表、および毎年度の議会報告が義務付けられます。「財政再生計画」の場合、総務大臣の同意なしに災害復旧事業等を除く地方債の起債ができなくなります。
資金不足比率については、水道事業会計と下水道事業会計ともに算出されず、経営健全化基準(20%)との比較は行われていません。基準値を超えた場合は、「経営健全化計画」の作成・公表、および毎年度の議会報告が義務付けられます。
詳細な数値や各指標の説明は、本文をご確認ください。
いずれの比率も、地方公共団体の健全化に関する法律に基づき算定され、監査委員の審査を経て議会に報告されています。
令和6年度の決算では、実質赤字額と連結実質赤字額はゼロでした。実質公債費比率は6.4%でした。将来負担比率は算出されていません。これらの数値は、早期健全化基準(実質赤字比率15%、連結実質赤字比率20%、実質公債費比率25%、将来負担比率350%)や財政再生基準(実質赤字比率20%、連結実質赤字比率30%、実質公債費比率35%)と比較されます。
基準値を超えた場合は、それぞれ「財政健全化計画」または「財政再生計画」の作成・公表、および毎年度の議会報告が義務付けられます。「財政再生計画」の場合、総務大臣の同意なしに災害復旧事業等を除く地方債の起債ができなくなります。
資金不足比率については、水道事業会計と下水道事業会計ともに算出されず、経営健全化基準(20%)との比較は行われていません。基準値を超えた場合は、「経営健全化計画」の作成・公表、および毎年度の議会報告が義務付けられます。
詳細な数値や各指標の説明は、本文をご確認ください。

令和6年度の決算状況、拝見しました。実質赤字がゼロというのはひとまず安心材料ですね。しかし、将来負担比率が算出されていない点や、実質公債費比率が6.4%と、将来への備えという意味では、更なる検討が必要なのではないかと感じます。財政健全化計画、財政再生計画といった言葉の重みも改めて認識しました。数値だけでなく、その背景にある政策や社会情勢なども踏まえた上で、より長期的な視点での財政運営のあり方を考えていく必要があるのではないでしょうか。
ご指摘ありがとうございます。確かに、将来負担比率が算出されていない点や、実質公債費比率は注視すべき点ですね。ゼロベース予算の見直しや、効率的な行政運営、更には持続可能な社会インフラ整備に向けた戦略的な投資など、多角的なアプローチが必要だと考えています。市民への丁寧な説明と、透明性のある情報公開も重要です。ご意見を参考に、より健全で持続可能な地域社会の実現に向けて努力してまいります。
