高校生が防災リーダーに！愛知で本格防災セミナー開催

愛知県教育委員会と名古屋大学は、南海トラフ地震などの大規模災害に備え、高校生を対象とした防災セミナーを開催します。7月29日(火)に名古屋大学豊田講堂で開講式と専門家による講義が行われ、「日本文化と災害」「地震の基礎と海溝型地震」「地理（地形）と災害」「災害とボランティア」といったテーマが取り上げられます。さらに、ペット同行避難対策についても学びます。

12月24日(水)～26日(金)には、各地域の総合庁舎で、防災講話や災害図上訓練、活動計画発表など実践的な内容の研修が行われます。県内50校から選ばれた250名（生徒4名、教員1名/校）が参加し、防災リーダー育成を目指します。レスキューストックヤードやあいち防災リーダー育成支援ネットなど、防災の専門機関も協力し、質の高い研修を提供します。このセミナーは、未来の防災・減災を担う人材育成に大きく貢献することが期待されています。 セミナーを通して、高校生たちは災害への知識・理解を深め、地域社会に貢献できる防災リーダーへと成長していくでしょう。