埼玉県企業局は、令和6年度の公営企業決算概要を発表しました。3事業（工業用水道、水道用水供給、地域整備）の状況は以下の通りです。

工業用水道事業は2年連続の赤字となりましたが、前年度に比べて修繕費の減少により赤字幅は縮小しました。事業収益は16億8,500万円、事業費用は17億2,200万円、純損失は3,700万円です。

水道用水供給事業は、給水収益の減少にも関わらず、減価償却費と動力費の減少により黒字を確保しました。事業収益は425億8,900万円、事業費用は422億2,200万円、純利益は3億6,700万円です。

地域整備事業は、嵐山花見台地区の産業団地分譲により10年連続の黒字となりました。事業収益は25億7,200万円、事業費用は24億400万円、純利益は1億6,800万円です。

全ての事業において前年度と比較して収益と費用ともに減少傾向が見られますが、地域整備事業は継続的な黒字を確保し、水道用水供給事業も黒字を維持しました。詳細な資料は、埼玉県企業局のウェブサイトからダウンロードできます。