群馬県立近代美術館夏の特別展：モネから井上有一まで、珠玉の近代美術を一挙公開！

群馬県立近代美術館では、7月19日(土)～8月31日(日)の期間、夏の特別コレクション展を開催します。

本展では、モネやルノワールといった西洋近代絵画の名作から、ピカソの《ゲルニカ（タピスリ）》原画まで、当館の収蔵品を贅沢に展示。日本の近代洋画もあわせてご覧いただけます。


さらに、昨年寄贈された鶴岡政男の大規模なコレクションを初公開。ユーモラスで鋭い風刺が光る60年代の作品を中心に、26点のパステル画と油彩画が展示されます。


戦争をテーマにした作品も充実。17世紀の戦場描写から、ドーミエのクリミア戦争風刺画、ヘンリー・ムーアのロンドン防空壕の素描など、貴重な作品を展示することで、戦争と美術の深い関わりを考えさせられます。


群馬県出身の写真家、石内都の「mother’s」シリーズ28点も初公開。母の遺品をテーマにした、心に響く作品群です。


そして、終戦80年を記念し、井上有一の代表作《東京大空襲》を展示。書を美術作品として捉え、歴史の重みを改めて感じさせる機会となります。


この夏、群馬県立近代美術館で、多様な視点と表現方法からなる近代美術の世界をご堪能ください。 開館時間は9時30分～17時00分(入館は16時30分まで)。月曜休館(7月21日、8月11日は開館)、7月22日(火)も休館です。観覧料は一般300円(20名以上の団体割引は240円)、高校生・大学生150円(団体割引は120円)。中学生以下と障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料です。