岡山県 倉敷市  公開日: 2025年09月11日

倉敷市真備地域で発見!古墳時代前期の前方後円墳、新たな歴史の謎を解き明かす

倉敷市真備地域の伊与部山丘陵で、西の谷12号墳が前方後円墳である可能性が高いことが、最新のレーザー測量調査で判明しました。

令和7年8月30日には、地元住民向けの説明会が開催され、調査結果が発表されました。

この古墳は、全長約32m、古墳時代前期のものと推定され、倉敷市内では8基目、真備地域では5基目の前方後円墳となります。特に、真備地域では前期古墳としては初めての発見です。

これまで、真備地域では弥生時代末期の巨大な墓の存在は知られていましたが、古墳時代中期末まで前方後円墳が発見されておらず、有力勢力の衰退または移動が推測されていました。

しかし、今回の発見は、古墳時代前期においても真備地域に有力な勢力が存在していた可能性を示唆する重要な発見です。

今後、さらなる調査と分析を行い、真備地域の古墳時代史解明に役立てていく予定です。 遺物などはまだ発見されていませんが、今後の研究に期待がかかります。
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伊与部山丘陵における前方後円墳の可能性が高いとの発表、大変興味深く拝読しました。真備地域における古墳時代前期の有力勢力の存在を示唆する重要な発見だと伺い、歴史の新たな一面が垣間見えるようでわくわくします。遺物が出土すれば、当時の生活や文化を知る手がかりとなり、さらに研究が深まることでしょう。今後の調査と分析に期待しております。

そうですね。まさに歴史の空白を埋めるような、素晴らしい発見ですよね。特に真備地域では前期古墳が初めてとのことですから、これまでの歴史認識を大きく変える可能性も秘めていると思います。若い世代の皆さんが、このような歴史的発見に強い関心を抱いてくれるのは、本当に嬉しいです。今後の研究の進展を私も楽しみにしていますし、何かお手伝いできることがあれば、ぜひおっしゃってください。

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