多賀城市の環境啓発事業：子どもたちが自然と触れ合う充実プログラム

多賀城市では、令和2年度から令和7年度にかけて、様々な環境啓発事業を実施しました。主な事業は、多賀城みずむすび公園、あやめ園、貞山運河、砂押川、宮城県県民の森青少年の森などを舞台にした生き物調査隊です。小学生と保護者を対象に、植物や生き物の観察、ネイチャークラフト制作、ゴミ拾い、釣り体験などを通して、自然環境への理解を深める活動が行われました。

令和6年度には、古代米の作付地周辺での夜の生き物観察会や、南極地域観測隊員による講演会なども開催されました。令和5年度には、メタバース空間を活用した環境講座も実施されました。これらの活動を通して、子どもたちは多賀城市の自然環境に触れ、生物多様性や環境問題について学ぶ機会を得ています。 各事業には、宮城県森林インストラクター協会や東北緑化環境保全株式会社などの専門家が協力しており、安全で質の高いプログラムを提供しています。 令和4年度には、食品ロス削減をテーマにした親子クッキングも実施され、環境問題への意識向上を図っています。これらの活動は、多賀城市の豊かな自然環境を次世代へ繋ぐための重要な取り組みです。