救急現場を救う！マイナンバーカードで変わる救急医療の未来

八雲町消防本部は、マイナンバーカードを活用した救急業務の実証事業「マイナ救急」を実施します。 これは、傷病者の同意を得た上で、マイナ保険証から過去の受診歴や服薬情報などを閲覧し、迅速かつ適切な救急活動を行う取り組みです。

マイナ救急のメリットは、傷病者にとって、既往歴の説明が不要になるなど負担軽減につながること、意識のない場合でも情報伝達が可能になることです。救急隊員は正確な医療情報に基づき適切な処置を行い、搬送先医療機関にも事前に情報を提供できるため、受け入れ準備がスムーズになります。

利用には、マイナンバーカードの所持とマイナ保険証としての利用登録が必須です。 閲覧できる情報は、氏名、住所、受診歴、薬剤情報などの医療情報に限られ、税や年金情報などは閲覧されません。 過去の受診歴、薬剤情報、診療情報（各5年分）、特定検診情報（5回分）などが参照可能です。 詳細情報は、総務省消防庁「マイナ救急特設サイト」をご確認ください。