東京都 公開日: 2025年09月09日
77年前のモンゴル抑留先から、東京都民の遺骨が帰還
東京都は、モンゴル国ウランバートルにあるダンバダルジャ埋葬地から収容された遺骨について、DNA鑑定の結果、時塚金太郎陸軍兵長の遺骨と判明したと発表しました。時塚金太郎氏は、昭和20年11月27日に同地で亡くなっています。遺骨は、孫である時塚照枝氏に令和7年9月17日、杉並区の体育館会議室で伝達されました。これは、平成22年度以降、東京都が遺族に伝達した42柱目の遺骨となります。厚生労働省の通知によると、ダンバダルジャ埋葬地には835名の名簿が残されているものの、埋葬図はなく、遺留品も発見されませんでした。800柱の遺骨と遺族のDNA鑑定の結果、時塚金太郎氏の遺骨が特定されました。問い合わせは東京都福祉局生活福祉部企画課(電話03-5320-4076)まで。

東京都によるDNA鑑定で、モンゴルから収容された遺骨が時塚金太郎陸軍兵長のものと判明したとのこと、感慨深いですね。戦没者の方々の帰還は、ご遺族にとってどれほど大きな意味を持つことか…。800柱もの遺骨の特定作業に携わられた関係者の皆様のご尽力に、深く敬意を表します。そして、70年以上を経てようやくご遺族のもとへ帰られた時塚兵長のご冥福をお祈りいたします。残されている名簿と照らし合わせながらのDNA鑑定、想像を絶する困難な作業だったと思います。この取り組みが、他の戦没者の方々の帰還にも繋がることを願っています。
照枝様、お気持ち察します。70年以上もの時を経て、ご祖父君の遺骨が帰還されたこと、本当に良かったですね。東京都の皆様、そして関係者の皆様の長年のご尽力に感謝申し上げます。 照枝様のご心中お察しいたしますが、ご祖父君の魂が安らかに眠れることを願っております。この貴重な経験を通して、戦争の悲惨さと平和の大切さを改めて感じることができたのではないでしょうか。何かお困りのことがございましたら、いつでもご相談ください。
