羽島市旧庁舎解体訴訟、原告ら訴え取り下げ―市長同意で終結

羽島市旧本庁舎・中庁舎解体事業を巡る住民訴訟が、原告らの訴え取り下げにより終結しました。令和6年5月、原告らは羽島市長に対し、解体工事差し止めなどを求める訴訟を起こしました。市長側は訴えの不適法性を主張し、却下を求めていました。

その後、監査委員は解体工事の契約手続きなどに不当な行為がないと判断。令和7年9月8日、原告らは訴えを取り下げ、市長は同意しました。 これは和解や合意によるものではなく、訴訟は正式に終了しています。解体工事は当初計画通り令和7年6月19日に完了しています。羽島市は、市民への情報公開と議会への丁寧な説明に努めてきたとしています。