宮崎県、野生イノシシへの豚熱ワクチン緊急散布を実施！新たな感染拡大防止策

宮崎県は、都城市と高原町で野生イノシシが豚熱ウイルスに感染したことを受け、9月9日から豚熱経口ワクチンの緊急散布を実施します。これは、8月30日に確認された13、14例目の感染が、4月のワクチン散布地域外だったため、養豚農場へのウイルス侵入リスクを低減するための措置です。約1ヶ月後に2回目の散布を予定しています。 県は、ワクチン散布地域の立ち入りやワクチンの持ち出しを控えるよう呼びかけており、取材についても現地での取材は自粛要請しています。 なお、豚熱は豚肉を食べたことによる人への感染例は報告されておらず、県内では昭和55年以降養豚農場での豚熱は確認されていません。