千葉県初の公立小中一貫校「長狭学園」：地域と連携した未来を担う育成

千葉県鴨川市にある長狭学園（長狭小学校・中学校）は、平成21年度に県内初の公立小中一貫校として開校しました。旧大山小、旧吉尾小、旧主基小の3校が合併し、歴史的に農業が盛んな地域に位置しています。

長狭学園は、「かしこく、やさしく、たくましく、長狭大好きな子」の育成を目指し、9年間の学びの連続性を重視した教育課程を展開しています。少人数指導やチームティーチングなどを活用し、確かな学力と豊かな心を育む教育に力を入れています。

令和7年4月1日現在、生徒数は小学校89名、中学校59名、合計148名です。学校教育目標達成のため、学習習慣の確立、人権意識の涵養、強い心と体の育成、地域社会との連携強化に取り組んでいます。

教育課程では、前期・中期・後期に分け、発達段階に応じた指導を行い、小中間のスムーズな移行を支援しています。また、朝読書やドリル学習を日課に位置づけるなど、基礎学力の定着にも注力しています。学校ホームページでは、学校だよりや児童生徒会だよりなども公開されています。