茨城県知事選・県議補選で投票用紙二重交付や不正交付！再発防止策は？

2025年9月7日に行われた茨城県知事選挙と茨城県議会議員取手市選挙区補欠選挙で、投票用紙の交付ミスが2件発生しました。

1件目は、取手市立永山小学校の投票所で、期日前投票済みの選挙人に知事選の投票用紙を二重に交付した事案です。期日前投票済みの記載を見落としたことが原因で、既に投票箱に投函されたため有効票として扱われます。

2件目は、取手市谷中集会所の投票所で、県外転出者である選挙人に投票用紙を交付し投票させた事案です。名簿の確認が不十分で県外転出の記載を見落としたことが原因で、こちらも有効票として扱われます。

いずれも、ミスを防ぐための対策は講じていましたが、投票事務従事者への周知徹底が不十分だったことが原因とされています。再発防止策として、マニュアルの見直しや従事者への説明機会の確保などが行われます。取手市選挙管理委員会委員長は、深くお詫びし、再発防止に努めるとコメントしています。