ひたちなか市学校給食費、公会計化で変わる！保護者と教職員の負担軽減を実現

ひたちなか市の学校給食費が、令和6年4月から公会計に移行します。これまでは各学校が管理していましたが、市が予算に計上し、直接徴収するようになります。

主な変更点は、市による口座振替導入による保護者の利便性向上（選択できる金融機関増加、都度入金不要）、教職員の事務負担軽減、そして会計の透明性と徴収の公平性の向上です。

具体的には、市が給食費の徴収と食材費の支払いを一括して行うため、教職員は授業準備や児童・生徒への指導に集中できるようになります。保護者は、複数の金融機関から口座振替を選べるようになり、未納リスクも軽減されます。また、市の管理体制強化により、会計処理の透明性が高まり、滞納対策も効率化されます。

給食費の金額は小学校・義務教育学校前期課程が月額4,300円、中学校・義務教育学校後期課程が月額4,700円の予定です。引き落とし日は毎月25日（土日祝日の場合は翌営業日）ですが、4月、8月、3月分はまとめて引き落としとなります。引き落とし不能の場合は再振替は行われないため、残高に注意が必要です。