池田町「未来へ耕す池田米」プロジェクト：厳格な審査を経て、高品質米を目指して

福井県池田町で令和7年産「未来へ耕す池田米」の認証審査会が開催されました。福井県立大学教授と丹南農林総合事務所職員が審査委員となり、51ヶ所の水田を2班に分かれて検査しました。生育状況、水管理、雑草管理などを評価し、生産者への聞き取りも行われました。

審査委員からは、高温の影響は限定的で、多くの水田で良好な生育が見られたとの評価がされました。一部、いもち病や褐変が見られた箇所もあったものの、大きな問題はないと判断されました。

認証には、収穫後の食味値80点以上と整粒率70％以上が求められます。審査を通過した水田の稲は、その後、食味検査と整粒率検査を受け、認証されたお米が消費者のもとへ届けられます。

この審査会は、農家同士の交流と技術向上にも貢献し、今後の更なる品質向上への取り組みが期待されています。詳細は「未来へ耕す池田米」WEBページをご覧ください。