岩手県 一関市  公開日: 2025年08月31日

命を守る9月:一関市の自殺防止対策と相談窓口情報

9月は「こころに寄り添い いのちを守る いわて」月間(自殺防止月間)です。一関市では、令和5年は18人、令和6年は19人と、平成21年のピーク時と比べて自死者が約6割減少しました。しかし、自死は生活苦、人間関係の悩みなど様々な要因が絡み合い、誰にでも起こりうる可能性があります。

そのため、一関市では、こころの健康状態をチェックできる「こころの体温計」ウェブサイトを提供しています。また、市民一人ひとりがゲートキーパーとなり、周りの人の変化に気づき、声をかけ、支援につなげることを呼びかけています。

具体的な相談窓口として、公認心理師による相談会を9月1日、22日、29日に、一関保健センター、藤沢支所、千厩保健センター、大東保健センター、東山支所で開催します。相談時間は一人40分程度で無料ですが、予約が必要です。予約は健康づくり課(0191-21-2160)、東部健康推進室(0191-53-3952)、北部健康推進室(0191-72-4087)まで。

悩みを抱えている方、またはそのご家族は、これらの相談窓口や「こころの体温計」などを活用し、一人で抱え込まずに支援を求めることが大切です。
ユーザー

一関市の自殺者減少の取り組み、素晴らしいですね。特に「こころの体温計」のような手軽に利用できるツールと、ゲートキーパー育成への積極的な姿勢は、現代社会において非常に重要だと思います。相談窓口の開催も、具体的な支援体制が整っていて安心感がありますね。一人ひとりが、自分の心と向き合い、そして周りの人にも目を配ることで、より温かい地域社会が築かれることを願っています。

そうですね。数字だけ見ると減少傾向にあるのは喜ばしいですが、一人でも多くの方が苦しんでいる現実があることも忘れてはいけないですね。特に若い世代は、抱え込みがちなので、気軽に相談できる窓口の存在は本当に重要だと思います。貴女のおっしゃる通り、地域全体で支え合う体制が、より一層必要になってくるでしょう。相談窓口の利用を促進するための広報活動なども、さらに強化していくべきですね。

ユーザー