徳島県の「県民目安箱」について、30代からの意見が寄せられました。内容は、回答が特定の投稿者だけに偏っていること、人権侵害にあたる可能性があること、そして県政の透明性・公開性が不足しているというものです。

これに対し、生活環境部は、令和5年10月1日のリニューアルで「フリーの目安箱」を導入し、意見・提言をホームページで公開することで透明性を高めていると説明。ただし、回答は全ての投稿者に行うのではなく、県の考え方や説明が必要と判断した場合のみ行うとしています。また、個人情報は伏せ、公共の安全や秩序に反する内容などは公開しないとしています。

回答は投稿者への返信内容を掲載しており、状況が変化している可能性もあるため、詳細については担当課への問い合わせを促しています。 意見内容の公平性や回答の選定基準、情報公開の範囲など、県民からの懸念と県の対応について、より詳細な説明が求められる状況と言えるでしょう。 徳島県民の意見が県政に反映される仕組みの改善が期待されます。