電気火災を防ごう！増加する火災からあなたの家を守るための対策

近年、電気器具が原因の住宅火災が急増しています。令和4年には全国で2,018件（全体の約2割）発生し、平成25年と比較して約1.4倍に増加しました。増加の要因は、電気製品の増加、経年劣化、不適切な使用方法などが挙げられます。

電気火災を防ぐためには、定期的な点検と清掃が重要です。コンセントや延長コードは、重いものを置かない、無理に折り曲げない、束ねない、許容電力内で使用するなど、安全な使用方法を心がけましょう。また、コンセントプラグの状態も定期的に確認し、清掃しましょう。水のかかる場所での使用は避けてください。

リチウムイオン電池を使用する製品も注意が必要です。落下や浸水、高温環境での放置は避け、膨張、異臭、発熱、変色が見られた場合は直ちに使用を中止しましょう。電子レンジを使用する際は、アルミ箔の使用や長時間加熱を避け、庫内の清掃をこまめに行いましょう。

これらの対策を講じることで、電気火災のリスクを軽減し、安全な生活を守りましょう。