戦後70周年！2025年9月新刊図書案内：歴史、社会、そして人間の心に迫る珠玉の書

2025年9月発売の新刊図書案内では、多様なジャンルの書籍が紹介されています。

歴史分野では、戦時下の読書状況を分析した『戦下の読書 統制と抵抗のはざまで』（和田敦彦著）、英国ブックセラーの歴史を辿る『英国ブックセラーの歴史』（マイケル・ロブ著）、日本の仏教史を年表形式で解説した『日本の仏教史年表』（大角修著）、境界線の歴史を世界史的視点から描いた『境界線の世界史』（ジョン・エレッジ著）、そして関東大震災における朝鮮人虐殺事件を検証した『関東大震災虐殺の謎を解く』（渡辺延志著）など、深く掘り下げた内容の書籍が揃っています。さらに、南方抑留の悲劇を描いた『南方抑留』（林英一著）や、山村の民俗を記録した『山と獣』（須藤功著）も注目です。

社会・政治分野では、韓国の暮らしをイラストで紹介した『これでわかる！韓国のくらしの常識』（ルナ・キョン文著）、年収の壁対策を解説した『60分でわかる！年収の壁超入門』（土屋裕昭・佐藤敦規著）、介護離職問題を取り上げた『介護離職が頭をよぎったら』（和氣美枝著）、そして高齢化社会における介護・老後対策を指南する『介護・老後で困る前に読む本』（吉田肇著）などが挙げられます。 また、男性の性被害を告発したノンフィクション『沈黙を破る』（秋山千佳著）も社会的な関心を集めそうです。


その他、ファッション、伝記、法律、自然科学、医学・福祉、産業・技術・環境、生活・実用、コンピュータ・情報科学、芸術・芸能、スポーツ、趣味・娯楽、文学（小説・エッセイ）、児童書など、幅広い分野の書籍が紹介されています。 各書籍の詳細については、案内をご確認ください。