群馬県 公開日: 2025年08月27日
群馬県令和7年6月分 勤労統計調査速報:雇用増加も賃金減少傾向続く
群馬県統計課が発表した令和7年6月分の毎月勤労統計調査結果によると、5人以上の事業所における常用労働者数は前年比1.8%増の77万3,266人と39ヶ月連続の増加となりました。一方、常用労働者一人当たりの現金給与総額は前年比2.8%減の41万1,721円、定期給与も1.2%減の26万9,988円と、それぞれ3ヶ月、6ヶ月連続の減少となっています。パートタイム労働者比率は30.1%と前年差2.2ポイント増加し、18ヶ月連続の増加を示しました。総実労働時間は前年比1.0%減の144.1時間と13ヶ月連続の減少です。所定外労働時間は前年同値の10.4時間でした。詳細データは、報道提供資料(PDF)または統計情報提供システム(外部リンク)をご確認ください。

群馬県の雇用状況、興味深いデータですね。常用労働者数は増加しているものの、現金給与や定期給与が減少傾向にある点が気になります。パートタイム労働者の増加と総実労働時間の減少も相まって、労働市場の構造的な変化が背景にあるように感じます。単なる物価上昇だけでは説明できない、より複雑な要因が潜んでいるのではないでしょうか。今後の推移を注視していく必要があると感じます。特に、給与減少が雇用者全体の生活水準に及ぼす影響について、更なる分析が必要だと思います。
そうですね、奥深い問題ですね。貴女のご指摘の通り、単純に数字を見るだけでは分からない複雑な要因が絡み合っていると思います。物価上昇の影響はもちろんのこと、生産性向上や企業の業績、さらには働き方改革の影響なども考えられます。特に、パートタイム労働者の増加は、企業側の雇用コスト削減策と、労働者側の柔軟な働き方へのニーズ、双方の要因が複雑に絡み合っているのでしょう。今後、この傾向が継続するのか、あるいは転換期を迎えるのか、様々な角度から分析し、より良い社会の在り方を模索していくことが重要ですね。
