令和7年6月2日、ふくしまロボット産業推進協議会は令和7年度総会を盛況のうちに開催しました。123名もの関係者が集まり、活気あふれる会となりました。

総会では、福島大学教授の高橋隆行氏による会長挨拶、福島県副知事佐藤宏隆氏、経済産業省東北経済産業局地域経済部長古谷野義之氏らによる祝辞に続き、令和6年度の活動実績と令和7年度の活動計画が報告されました。廃炉・災害対応ロボット研究会、ロボット部材開発検討会、ドローン活用検討会など、多様な取り組みが紹介されました。

また、産業技術総合研究所による地域イノベーションの取組についての講演や、JR東日本によるサービス分野での移動ロボット導入に関する基調講演など、最新の技術動向や課題が共有されました。さらに、「F-REIの産業化に向けた取組とWRS(ワールドロボットサミット)2025の展望」をテーマとしたパネルディスカッションでは、活発な意見交換が行われました。

本総会は、福島県におけるロボット産業の現状と未来を示す重要な場となり、関係者の連携強化を促進しました。福島県のロボット産業発展に向けた今後の取り組みにも期待が高まります。お問い合わせは、福島県商工労働部次世代産業課（電話番号:024-521-8568 内線2891、E-mail:next-generation@pref.fukushima.lg.jp）まで。