【新潟県】クマ出没警戒強化！延長された期間と身を守るための必須対策

新潟県内でクマによる人身被害が発生したことを受け、「クマ出没特別警報」による「クマ出没警戒強化期間」が令和8年1月31日まで延長されました。

クマに遭遇しないためには、生ごみや不要な果実を適切に処分し、ラジオや鈴で音を出し自分の存在を知らせることが大切です。早朝・夕方の外出は特に注意し、一人での行動や見通しの悪い場所への立ち入りは避けましょう。過去に被害があった場所にも注意が必要です。

クマに遭遇した際は、落ち着いて距離を取り、ゆっくりと立ち去ってください。大声を出したり走って逃げたりすると危険です。クマが立ち上がるのは威嚇ではなく、確認行動の場合が多いです。子グマを見かけたら、親グマがいる可能性が高いので特に注意しましょう。

万が一攻撃された場合は、頭部や首を守るために地面のくぼみや岩陰にうずくまり、両手で防御してください。クマやその痕跡を目撃した際は、安全な場所に避難後、十日町市役所または十日町警察署へ連絡してください。

また、人の日常生活圏へのクマなどの侵入増加を受け、条件を満たせば市町村長の判断で銃器による捕獲が可能となる「緊急銃猟制度」も施行されました。実施の際は安全が確認された場合のみ行われます。