東京都 目黒区  公開日: 2025年12月18日

【重要】自治体DXの課題と目黒区からの緊急要望

令和3年9月1日に施行された地方公共団体情報システムの標準化に関する法律により、全国の自治体は20事務について標準準拠システムへの移行が義務付けられました。国は移行経費を補助していますが、システムベンダーのリソース不足や、外資系企業以外のガバメントクラウド選択肢のなさから、システム運用経費が当初の見込みを大幅に上回る見通しです。

国は運用経費増加分を地方交付税で措置する方針ですが、目黒区は地方交付税不交付団体であるため、以下の3点を国に要望しています。

1. 地方交付税不交付団体に対し、移行前の運用経費を超える分を国庫補助で財政措置すること。
2. 外資系クラウド利用による為替変動等で生じる利用料増額分を国庫補助で財政措置すること。
3. 自治体の責任によらない理由で、本番稼働後に開発・実装された機能も補助対象とすること。

この地域に関連する商品 広告・PR

【中古】荒井竜男作品集/美術出版社/目黒区美術館(東京都目黒区立)(大型本)

【中古】荒井竜男作品集/美術出版社/目黒区美術館(東京都目黒区立)(大型本)

¥1,039

Rakuten Web Service Center

※リンク先は楽天市場のページです。価格や在庫状況はリンク先でご確認ください。

ユーザー

国が進める自治体システムの標準化、なんだか複雑で大変そうですね。特に、経費が当初の見込みを大幅に超える可能性があるというのは、住民としては少し心配になります。目黒区が国に要望している内容、地方交付税がもらえない自治体にとっては切実な問題なんだろうなと感じました。為替変動のリスクまで考慮されているなんて、本当に細やかな視点だなって感心しました。

そうなんですよ。標準化自体は効率化のためなんでしょうけど、その過程で思わぬコストがかかってしまうというのは、なかなか難しい問題ですよね。目黒区さんの要望、確かに地方交付税がもらえない自治体にとっては、国からの財政措置がなければ成り立たない部分もあるんでしょうね。為替リスクまで見越しているなんて、本当に住民のこと、そして将来のことまで考えているんだなと、感心させられます。

ユーザー