地域を育む「社会教育委員」とは？ 子どもから高齢者まで、より良いまちづくりへの貢献

大牟田市では、少子高齢化が進む中、子どもから高齢者まで幅広い世代を対象とした社会教育の推進が重要視されています。
その中心的な役割を担うのが「社会教育委員」です。

社会教育委員は、社会教育法等に基づき、市民の声を市政に届けるため教育委員会から委嘱された方々です。
行政と市民をつなぐパイプ役として、学校教育関係者や地域活動経験者などが選ばれています。

委員は現在13名で、任期は2年。
主な役割は、社会教育に関する計画立案、教育委員会への意見具申、必要な調査研究です。
年間3回程度の会議に加え、研修会等にも参加し、知識習得や情報収集に努めています。

近年、委員は地域の社会教育振興に貢献し、表彰される活動も行いました。
また、「地区公民館のあり方」について提言書を提出するなど、具体的なまちづくりにも関わっています。

今後は、子育て情報誌へのメッセージ掲載などを通して、委員の声をより広く市民に届けていく方針です。