中学生の熱意、学校を変える！食とトイレの「もっとこうしたい」から始まる未来

川西市立東谷中学校で、中学生と市長・教育委員会との意見交換会が開催されました。

「食生活からより良い生活に」というテーマでは、給食・弁当の選択自由化、牛乳の選択自由化、食品自動販売機の校内設置といった具体的な提案がありました。これに対し、給食センターの運営や弁当作成の負担、牛乳の栄養価と体質、残食の多さといった現実的な課題も議論されました。

「トイレの環境改善」については、便座の温めだけでなく、和式トイレの廃止や荷物棚の設置、臭い対策など、多岐にわたる意見が出され、今後の改修の参考となる貴重な意見交換となりました。

生徒たちは、賛成意見だけでなく反対意見も考慮した提案を行い、その過程自体が生徒の探究学習につながる学びの機会となっています。また、服装の選択・自由化といった「試行」が進む中で、生徒たちはTPOをわきまえた言動を見せており、自分たちで考え、試行する中で、教職員や地域と共に学校をより良くしていく姿勢がうかがえます。