愛知発！CO2削減に挑む地産地消SAFサプライチェーン構想

愛知県は、2050年カーボンニュートラル実現に向け、「あいち地産地消SAFサプライチェーン推進協議会」を設立しました。これは、廃棄物由来のジェット燃料SAF（Sustainable Aviation Fuel）の地域内生産・利用によるCO2排出量削減を目指すプロジェクトです。

2024年12月、株式会社レボインターナショナルと株式会社NTTデータが提案した「地産地消SAFサプライチェーン構築プロジェクト」が「あいちカーボンニュートラル戦略会議」で選定され、事業化支援が始まりました。

協議会は、愛知県知事を会長に、関係企業・団体、アドバイザー、オブザーバーで構成され、廃食油回収や認証制度に関するワーキンググループを設置して活動しています。 会員は随時募集しており、参加を希望する企業・団体は愛知県次世代モビリティ産業課へ申込書を提出できます。

プロジェクトでは、レボインターナショナルの田原市にあるSAF製造プラントを拠点に、NTTデータが開発したトレーサビリティシステムを活用し、廃食油の回収からSAF製造、供給、利用までを網羅したサプライチェーン構築を目指します。 愛知県は、このプロジェクトを積極的に支援していきます。