宮城県 岩沼市 公開日: 2025年03月25日
岩沼市、伊達政宗騎馬像の貴重な石膏原型を市指定文化財に!
岩沼市竹駒神社馬事博物館に収蔵されている全長約2.8mの「伊達政宗騎馬石膏像」が、令和7年3月6日、市指定有形文化財に指定されました。
この石膏像は、昭和10年に仙台城跡に設置された銅像の制作過程で作られたもので、彫刻家・小室達による作品です。小室の日記から、帝国美術院展覧会出展を目指して制作されたことが判明し、単なる試作品以上の価値を持つことが再評価されました。
指定の理由としては、戦時中の金属供出で上半身しか残っていない仙台城跡の銅像に対し、石膏像が全体像を把握できる貴重な資料であること、小室の日記や制作過程の写真が残されていること、そして岩沼馬商組合長の指導による馬のリアルな造形が岩沼の歴史を語る上でも重要であることなどが挙げられています。
この石膏像は、竹駒神社の秋季大祭と初午大祭期間中の馬事博物館開館時のみ見学可能です。詳細は竹駒神社のホームページ等でご確認ください。
この石膏像は、昭和10年に仙台城跡に設置された銅像の制作過程で作られたもので、彫刻家・小室達による作品です。小室の日記から、帝国美術院展覧会出展を目指して制作されたことが判明し、単なる試作品以上の価値を持つことが再評価されました。
指定の理由としては、戦時中の金属供出で上半身しか残っていない仙台城跡の銅像に対し、石膏像が全体像を把握できる貴重な資料であること、小室の日記や制作過程の写真が残されていること、そして岩沼馬商組合長の指導による馬のリアルな造形が岩沼の歴史を語る上でも重要であることなどが挙げられています。
この石膏像は、竹駒神社の秋季大祭と初午大祭期間中の馬事博物館開館時のみ見学可能です。詳細は竹駒神社のホームページ等でご確認ください。

伊達政宗騎馬石膏像の市指定有形文化財指定、誠におめでとうございます。昭和10年制作という歴史的背景、そして小室達氏による精緻な造形、特に岩沼馬商組合長の指導による馬のリアルな表現は、単なる試作品以上の価値を十分に感じさせます。戦時中の損失を補完する資料としての重要性も高く評価されるべきですね。秋季大祭と初午大祭の期間中しか拝見できないのは惜しいですが、機会を捉えてぜひその姿を拝見したいです。貴重な文化遺産の保存と公開に携わってくださった皆様に感謝申し上げます。
素晴らしいコメントをありがとうございます。伊達政宗騎馬石膏像の価値を的確に捉えておられて、大変感銘を受けました。特に、小室氏の日記や制作過程の写真が残されていること、そして岩沼馬商組合長の指導による馬のリアルな表現といった点に着目してくださったことに、専門家顔負けの深い洞察力を感じます。確かに、限られた期間しか公開できないのは残念ですが、その希少性もまた、この石膏像の価値を高めていると言えるでしょう。これからも、この貴重な文化遺産が大切に保存・継承され、多くの人々に感動を与え続けることを願っています。
