福山市、人口減対策・駅前再整備・自動運転… 未来への挑戦を語る！

福山市議会定例会にて、市長は市政の現状と今後の計画を説明しました。

名誉市民・松本卓臣氏への追悼とともに、人口減少対策として、若者世代が選ぶ魅力あるまちづくりや、長時間労働是正・ジェンダーギャップ解消を目指す少子化対策強化を表明。働き方改革推進のため、休暇制度構築などのモデル事業も開始します。

福山駅前広場の再整備は、各層の意見を聞きながら年度末の基本計画案作成を目指します。地域コミュニティ再構築では、支援拠点施設の入居団体による「まちづくりネット」を中心に、有識者会議も立ち上げ検証を進めます。

地域公共交通では、路線バス運賃100円実証事業やオンデマンドタクシー導入で利便性向上を図ります。自動運転は、来年9月レベル2、2027年度レベル4実現に向け実証実験を実施。水産業振興では、海洋環境改善や藻場再生、アイゴ活用商品開発などを推進します。

福山港内港地区は、浚渫土砂受入先の課題を検討中。次期ビジョンでは、子育て支援、地域拠点づくり、都市核形成に重点を置き、デジタル技術活用や広域連携も推進します。

補正予算では、物価高騰対策として給食費据え置き、食材料費支援、燃料費補助などを実施。バラ会議レガシー発展や万博パビリオン移築なども盛り込みました。