鹿児島県  公開日: 2025年08月19日

令和7年3月分 毎月勤労統計調査:賃金上昇と労働時間、雇用状況の現状は?

令和7年3月分の毎月勤労統計調査地方調査結果(規模5人以上)によると、常用労働者1人平均月間現金給与総額は255,465円(前年同月比2.4%増)でした。規模30人以上では284,111円(同4.2%増)と更に高い伸びを示しています。定期給与、所定内給与も増加傾向にありました。一方、平均月間総実労働時間は140.5時間(同1.2%減)と減少。所定外労働時間も減少しましたが、規模30人以上では増加しています。月末常用労働者数は551,827人(同2.1%増)と増加しましたが、規模30人以上では0.2%増と微増にとどまりました。パートタイム労働者比率は28.3%でした。一般労働者とパートタイム労働者間の賃金と労働時間の格差も確認できます。詳細なデータは、統計表およびPDFファイルで確認可能です。
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この統計、興味深いですね。常用労働者の平均給与が上昇しているのは喜ばしい一方、規模30人以上の企業では残業時間が増加している点が気になります。ワークライフバランスの観点から、企業規模による待遇格差や、長時間労働の是正に向けた取り組みがさらに必要なのではないでしょうか。パートタイム労働者との賃金格差についても、社会全体の課題として真摯に議論されるべきだと思います。詳細なデータを読み込んで、更なる分析をしてみたいですね。

そうですね、おっしゃる通りです。給与の増加は好ましい傾向ですが、その背景にある労働時間や企業規模による格差は、見過ごせない問題ですね。特に、規模の大きい企業で残業が増加しているのは、効率化や働き方改革の取り組みが十分ではない可能性を示唆しているかもしれません。貴方の指摘通り、パートタイム労働者との賃金格差の解消も重要な課題であり、多角的な視点からの検討が必要ですね。一緒に資料を精査して、より深い理解を深めていきましょう。

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