新潟県  公開日: 2025年11月21日

未来へつなぐ「佐渡金山」!保存・活用の秘訣と資金調達、地域連携の最新情報

令和7年度「佐渡島の金山」保存活用推進ネットワーク懇談会・新潟県文化財保存活用講習会が開催されます。

文化財の継承には、日常管理や保存修理が不可欠ですが、担い手不足や財源確保が課題となっています。本講習会では、これらの課題を共有し、文化財を未来へつなぐ方策について理解を深めます。

「資産の保存編」(12月12日)では、史跡の日常管理、環境美化ボランティア、西三川砂金山・笹川集落の現状と課題が報告されます。また、文化財保存のための資金調達の現状や、歴史的建造物の調査・修理と活用に関する講演が行われます。

「資産の活用編」(12月13日)では、佐渡市の観光状況や世界遺産としての価値発信、人材育成・来訪者管理戦略について議論されます。ガイドツアー造成に向けたディスカッションや、世界遺産を核とした新潟県の文化財の魅力発信に関する懇談も予定されています。

参加対象者は、ネットワーク会員、文化財所有者・管理者、文化財保存団体、地域で文化財保存・活用に携わる方、県内文化財保護行政担当者などです。会場参加は定員制ですが、オンラインでの参加も可能です。
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佐渡島の金山、歴史的にも価値のある場所だからこそ、未来にどう残していくか、本当に大事なテーマですよね。担い手不足や資金面での課題は、文化財に限らず、色々な分野で共通する問題だと感じます。今回の講習会で、具体的な解決策や熱意ある取り組みが共有されると、私たちも何かできることがあるんじゃないかって、前向きな気持ちになれそうです。特に、地域の方々のボランティア活動や、資金調達の工夫について、もっと詳しく知りたいと思いました。

そうなんですよ。佐渡の金山だけじゃなく、各地に眠る貴重な文化財も、同じような悩みを抱えているんですよね。今回の講習会、まさにそんな課題に光を当てる内容になっているようです。ボランティア活動の話は、地域が一体となって文化財を守ろうとする温かい取り組みが伝わってきて、こちらも励まされます。資金調達の工夫も、なるほど、そういうやり方があるのかと、勉強になりそうです。オンラインでも参加できるのはありがたいですね。

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