北海道で大規模開発？知事の許可が必要な「特定開発行為」とは

北海道では、1ヘクタール以上の土地の形質変更を伴うスキー場建設や工場用地造成、土石採取などの「特定開発行為」を行う場合、知事の許可が必要です。これは、無秩序な開発を防ぎ、災害から住民の生命・財産を守り、安全で良好な生活環境を確保するためです。

許可を受けるには、まず管轄の総合振興局等に事前相談をしましょう。その後、申請前に「事前審査」を申し込むことで、条例の基準に適合するかどうかを確認し、問題点や書類の不備について指導を受けられます。

事前審査で指導を受けた内容を反映させた後、申請図書を整えて総合振興局等に申請書を提出します。申請には所定の手数料が必要で、北海道収入証紙の貼付か、電子申請システムでのオンライン支払いが可能です。

なお、各種届出には手数料は不要で、電子メールでの提出もできます。詳細な申請様式や記載例は、関連資料で確認できます。