富山県 富山市  公開日: 2025年08月18日

珠洲焼と富山中世:古代の技と暮らしを繋ぐ考古学展

富山市民俗民芸村考古資料館では、2025年8月23日~2026年2月1日(休館日:12月28日~1月4日)、「珠洲焼の流通と富山の中世遺跡」と題した企画展を開催します。

平安時代末期から室町時代後期にかけて能登半島で生産された珠洲焼は、北海道南部から福井県にかけて広く流通していました。富山の中世遺跡からも多くの珠洲焼の陶片が出土しており、当時の生活に深く関わっていたことがわかります。

本展では、珠洲焼の流通や変遷に加え、同時期の八尾焼や漆器、木製品なども展示。中世の生活文化が現代に繋がる様子を分かりやすく紹介します。学芸員による展示解説会も開催(8月30日、9月20日、各14時~)。奥能登地震被災地への関心を高める機会となることを願っています。 午前9時~午後5時(入館は16時30分まで)。詳細チラシはPDFで公開しています。
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珠洲焼の流通と富山の中世遺跡、興味深い企画ですね。平安末期から室町時代後期にかけての広範囲な流通経路や、富山における生活文化への浸透ぶりが具体的にわかる展示だと期待しています。特に、珠洲焼だけでなく、八尾焼や漆器、木製品なども展示されている点が魅力的です。奥能登地震からの復興支援という側面も持ち合わせている点も、時代背景を踏まえた上で歴史を学ぶ上で重要な視点になると思います。学芸員の方の解説会にもぜひ参加したいですね。

奥深い企画展ですね。確かに、珠洲焼の流通範囲の広さや、富山における生活文化への影響を具体的に知ることができるのは、大変興味深いと思います。八尾焼や漆器、木製品といった関連資料の展示も、当時の生活をより立体的に理解する上で重要な要素でしょう。奥能登地震からの復興支援という点も、歴史と現代社会を繋ぐ重要な視点として、この企画展の意義をさらに高めていると感じます。解説会も大変勉強になりそうですね。ぜひ、ゆっくりと鑑賞されてください。

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