【福島市】メガソーラー設置に待った！「ノーモア・メガソーラー宣言」の背景と条例施行

福島市では、定格出力1メガワット以上の大規模再生可能エネルギー発電施設の設置状況を公開しています。
近年、山地等への大規模太陽光発電施設の設置が相次ぎ、災害や景観悪化への懸念から、2023年8月に「ノーモア・メガソーラー宣言」を発表しました。

これを受け、2025年4月1日には「福島市再生可能エネルギー発電施設の適切な設置及び管理に関する条例」が施行されました。
この条例では、太陽光・風力発電施設の「禁止区域」を設定し、それ以外の区域での設置には「設置許可」が必要となります。
条例施行以前に設置済みの施設にも、一部義務規定が適用されます。

この条例の運用により、市民の生命・財産、そして豊かな環境を次世代へ引き継ぎつつ、適正な再生可能エネルギー発電施設の導入を目指します。
また、先達山太陽光発電施設に関する情報も特設ページで公開しています。
記事では、環境影響評価制度や農山漁村再生可能エネルギー法についても解説しています。