広島県のかかりつけ医機能報告制度：医療の質向上に向けた取り組み

令和7年4月より、広島県では医療法に基づく「かかりつけ医機能報告制度」が施行されました。この制度は、県民が医療機関を選択する際に役立つ情報を提供し、医療の質向上を目指すものです。

対象は特定機能病院と歯科医療機関を除く全ての病院と診療所です。毎年11月頃に県から報告依頼があり、報告期間は1月～3月です。医療機能情報提供制度の定期報告と同時期に行われます。

報告方法は原則として「G-Mis（医療機関等情報支援システム）」を使用しますが、状況に応じて紙面での報告も可能です。報告事項の詳細は、令和7年度秋に公表される「かかりつけ医機能報告マニュアル（仮称）」で確認できます。

県は報告結果を公表し、地域協議の場にも報告。関係者と共に「かかりつけ医機能」確保に向けた具体的な方策を検討し、その結果も公表します。制度の詳細は厚生労働省ホームページをご確認ください。