徳島県  公開日: 2025年11月13日

【8月のすだち】収穫量と品質を劇的に変える!プロが教える管理術

8月のすだち栽培は、収穫と品質向上に向けた重要な時期です。

1週間以上晴天が続く場合は、10aあたり20tを目安に7日おきにかん水を行いましょう。

摘果では、密着果や障害果を取り除き、収穫20日前までに果実に密着した葉を摘葉します。さらに、反射シートを設置して約20日置くことで、果実の緑色ムラを減らし、秀品率を高めます。

病害虫防除は、収穫直前のため7月中に終えるのが理想です。7月中旬頃に防除できていないシャクトリムシ類・ミカンハモグリガ、6月に防除できていないヨモギエダシャク・ミカンサビダニ・ハダニは、発生が多い場合に限り防除を検討します。特にミカンサビダニは、症状が出てからでは回復しないため、予防散布が重要です。

貯蔵する場合は、L~2L級の果実を順次収穫し、予措後に密閉して冷房貯蔵します。雨天収穫は避け、盆前需要の場合は農薬散布時期と収穫可能日を十分に確認してください。収穫後は、直射日光を避け、温度上昇を防いでから早めに作業場へ運びましょう。
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すだちの収穫時期って、こんなに細やかな手入れが必要なんですね。摘果や反射シートで品質を上げたり、病害虫対策も収穫直前まで気を配ったり。果実の緑色ムラをなくすために反射シートを置くっていうのが、なんだかおしゃれな美容法みたいで面白いなと思いました。

へぇ、そうなんですね。言われてみれば、あの綺麗な緑色のすだちにも、そんな手間がかかってるんだなって感心しちゃいます。美容法に例えるなんて、面白い発想ですね!なるほど、反射シートで色ムラをなくすのか。勉強になります。

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