【冬山登山者必読】石鎚山系、雪景色に潜む危険と安全登山の全知識

石鎚山系の冬山シーズンが本格化し、事故が増加傾向にあります。冬山登山は、夏山以上に装備が重くなり、アイゼン・スノーシューでの歩行や日没時間の短縮に注意が必要です。

滑落防止のため、経験豊富な指導者やベテラン登山者との同行、確実な技術習得が不可欠です。12月から5月下旬まで雪が残るため、事前に山の状況を確認しましょう。万が一の事故時は、二次災害を防ぐため、救助を待つことが重要です。

また、登山口への道や避難小屋、トイレなどが冬季閉鎖される場合があります。石鎚スカイライン、UFOライン、石鎚山公衆トイレ休憩所、瓶ヶ森バイオトイレなどの閉鎖期間を確認し、管理者へ問い合わせましょう。

登山計画は、経験・技術・体力に合わせて慎重に立て、天気予報にも細心の注意を払いましょう。携帯電話（予備電池）、地図、コンパス、予備食料、防寒具など十分な装備を準備し、登山計画書を提出することが、安全登山と迅速な救助につながります。特に下山時は、気力・体力低下に注意が必要です。登山前のトイレ、携帯トイレの準備も忘れずに行いましょう。