奈良県 奈良市  公開日: 2025年08月15日

1000年先の未来へ繋ぐ!奈良の至宝を守る新文化財センター建設事業

奈良市は、老朽化した現在の埋蔵文化財調査センターに代わり、新たな「(仮称)奈良市文化財センター」を建設する事業を進めています。

この事業の目的は、富雄丸山古墳から出土した東アジア最大の蛇行剣や類例のない鼉龍文盾形銅鏡など、貴重な文化財を適切に保存・保管・展示・公開することです。 これらの4世紀後半に作られた文化財は、歴史解明に重要な役割を果たすと期待されています。

事業内容は、新センターの建設、文化財の保存・展示、富雄丸山古墳の保存整備、施設の維持管理、そして人材育成の5点から構成されています。

現在、老朽化とスペース不足が課題となっているため、本事業は1000年以上前の歴史的遺産を未来へ継承する重要な取り組みです。建設費用はふるさと納税でも募っています。