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岩手県県立病院等の定期点検業務入札:参加申請者ゼロで入札取り消し

岩手県医療局は、令和7年度県立病院等(盛岡・宮古地区)建築物定期点検業務の一般競争入札を取りやめました。6月30日午後5時までに、入札参加申請書が一件も提出されなかったためです。

この入札は、150日間の定期点検業務を、岩手県立中央病院などで行うものでした。落札決定は、入札金額に10%を加算した金額で行われる予定でした。

入札参加には、厳しい条件が設けられていました。

* 地方自治法施行令第167条の4に該当しないこと。
* 令和6・7年度建設関連業務競争入札参加資格者名簿(建築関係建設コンサルタント業務)に登録されていること。
* 盛岡広域振興局、または沿岸広域振興局のいずれかの所管区域に本店を有していること。
* 一級建築士または二級建築士など、特定の資格を持つ者を2名以上配置できること。
* 暴力団等との関係がないこと。
* 岩手県からの指名停止を受けていないこと。


入札説明書の交付や質問書の受付は、岩手県医療局経営管理課で行われ、ホームページからもダウンロード可能でした。入札日は7月8日(火)午前10時と予定されていましたが、申請者がいなかったため、入札は実施されませんでした。 詳細な情報は、岩手県医療局のホームページをご確認ください。
ユーザー

あら、意外ですね!県立病院の定期点検業務の入札、参加者ゼロだったなんて。条件が厳しかったんでしょうか? 資格や所在地の制限とか、ちょっとハードル高そう…。せっかくの機会なのに、もったいないなと感じます。県民の健康を守る大切な病院ですから、スムーズに点検が進められるよう、今後の対応が気になりますね。何か対策を講じる必要があるかもしれませんね!

そうですね。条件が厳しかったのは事実でしょう。特に、地域に限定された本店所在地の要件や、特定資格保有者を複数名配置する条件などは、中小企業にとっては参入障壁が高かったのかもしれません。入札参加を促すには、条件の見直しや、より多くの企業に周知徹底する工夫が必要だったかもしれませんね。県としても、今回の結果を真摯に受け止め、今後の入札制度の改善に繋げていかなければならないと思います。

ユーザー