旭川中央地区の雪を賢く溶かす！流雪溝の活用法とルール

旭川市中央地区では、道路脇に設置された函型の水路「流雪溝」で、忠別川の水を利用して雪を溶かしています。この施設は、住民が除雪した雪を投雪し、道路管理者が連携して快適な道路環境を実現するために整備されました。

国、道、市が協力し、約23キロメートルの区間に整備され、平成13年度に全線供用開始。利用期間は毎年11月10日から翌年3月31日までで、利用時間帯も定められています。

流雪溝の安全かつ効率的な運用のため、地域住民で組織された協議会が投雪ルールを定めています。ルールを守らないと、道路冠水や浸水事故につながる恐れがあるため注意が必要です。機械を使った直接投雪や、落下防止柵を外しての投雪は禁止されています。

投雪用具（開閉棒、突棒、セーフティーコーン）の貸与も行われており、破損や紛失時は連絡が必要です。詳細な利用方法やルールについては、関連資料をご確認ください。