東京都 板橋区  公開日: 2025年10月28日

【板橋区】「工都」の原点、陸軍火薬製造所跡が産業ミュージアムへ!未来を育む創造の場に

板橋区は、国史跡に指定された「陸軍板橋火薬製造所跡」を「板橋区史跡公園(仮称)」として整備するとともに、敷地内の建造物を活用した「(仮称)産業ミュージアム」の整備を計画しています。

この地は、明治時代の火薬製造所設立を契機に多くの中小企業が集まり、板橋が「工都」と呼ばれるほど産業が発展した原点です。光学産業をはじめとする技術は、平和産業へと転換し、区の産業基盤を支えました。

戦後は理化学研究所がこの建造物に入居し、約70年間にわたり日本の科学研究、特に宇宙線観測に貢献しました。

産業ミュージアムは、こうした歴史的価値と区の産業・科学技術への貢献を学び、ふるさとへの愛着を育む場を目指します。また、次世代が夢を育む未来志向の創造の場として、2025年度中に基本構想・基本計画を策定し、2029年度中のオープンを目指します。
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板橋区が「工都」と呼ばれた産業の歴史と、理研の科学研究の足跡が刻まれた火薬製造所跡地を、産業ミュージアムとして整備する計画、とても興味深いですね。単なる歴史の保存にとどまらず、次世代が未来を創造する場を目指すという視点に、知的な刺激を感じます。特に、平和産業への転換や宇宙線観測への貢献といった、現代にも繋がるストーリーがどう描かれるのか、今から楽しみです。

おお、そういう視点もあるんですね。確かに、ただ古い建物を残すだけじゃなくて、そこから未来に繋がるものを生み出そうっていうのは、すごいことですよね。僕みたいな一般の人間には、なかなかそういう発想は出てこないもんなあ。産業ミュージアムができたら、きっと新しい発見がたくさんありそうで、僕も行ってみたいなって思いましたよ。

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