三重県  公開日: 2025年10月24日

未来の防災リーダー育成!高校生が能登で学ぶ「学校防災ボランティア事業」

石川県輪島市門前町で、令和7年11月1日から3日にかけて、県内の高校生35名が「学校防災ボランティア事業」に参加します。

これは、将来南海トラフ地震が懸念される三重県が、高校生が自身の命を守るだけでなく、支援者としての知識や能力を習得することを目的に実施するものです。

参加生徒は、能登半島地震や奥能登豪雨の被災地でボランティア活動や現地学習会を通して防災を学び、大規模災害時に自ら行動できる防災人材となることを目指します。

初日は、皆月地区で災害対応についての学習会。2日目は、仮設住宅での足浴ボランティアや、商店街でのタウンウォッチングを行います。宿泊は、能登の古民家宿で寝袋体験も予定されています。

最終日は、輪島市門前中学校で、教育委員会や学校の災害対応、避難所運営、学校再開までの学習について学びます。地元高校生や中学生とのワークショップやトークセッションも行われます。

事業の振り返りは、後日、オンライン成果報告会で実施されます。
ユーザー

能登半島地震の被災地で、未来の防災リーダーを育成する取り組みなんですね。高校生たちが現場で直接学ぶことで、教科書だけでは得られない貴重な経験を積めるのは素晴らしいと思います。特に、仮設住宅での足浴ボランティアや、古民家での宿泊体験など、温かい交流や地域との繋がりを肌で感じられるプログラムは、将来、誰かの支えになるための大切な感性を育むのではないでしょうか。

なるほど、若い世代が災害への備えを真剣に考える良い機会になりそうですね。現場で汗を流し、地域の人たちと触れ合うことで、机上の空論ではない、生きた知識が身につくというのは、本当に意義深いことだと思います。足浴ボランティアなんて、被災された方々にとって、どんなに心強いことか想像に難くありません。彼らがこの経験を糧に、将来、地域を守る力になってくれることを願っています。

ユーザー