村上市の「豊かなさけの森林」が荒川区のCO2を吸収！カーボン・オフセットで環境と経済を両立

荒川区は、交流都市である新潟県村上市の「豊かなさけの森林づくりクレジット」を活用し、公用車使用で排出された温室効果ガスの一部をカーボン・オフセットしました。

村上市長から荒川区長へ「オフセット証明書」が手交され、この取り組みが正式に証明されました。

Jクレジットは、森林管理などによる温室効果ガスの排出削減・吸収量を国が認証する制度です。この制度を通じて、どうしても削減できないCO2などを、森林の吸収量や省エネ設備による削減分で埋め合わせることができます。

荒川区は、2030年度までに温室効果ガス排出量を約4割削減する目標を掲げており、カーボン・オフセットもその達成に向けた有効な手段として位置づけています。

村上市との交流は1996年から始まり、災害時の相互応援協定や森林・自然体験ツアーなど、多岐にわたる連携が行われています。今回のカーボン・オフセットは、両市の連携をさらに深める一歩となりました。