宮崎県畜産共進会、最高賞は清水裕一郎氏の肉牛！高値で取引された枝肉の成果とは？

宮崎県で家畜改良と飼養管理技術向上を目的とした「第66回宮崎県畜産共進会（枝肉の部）」が開催されました。

肉牛枝肉の部のグランドチャンピオン（農林水産大臣賞）には、都城市の清水裕一郎氏が出品した「盛二11」が輝きました。この牛はA5ランク、BMS No.12、枝肉重量548.6kgで、税抜572万円超の高値で取引されました。

肉豚枝肉の部では、木城町の有限会社カツモトが入賞。団体優勝は、肉牛の部で宮崎県農業協同組合西諸県家畜市場運営部、肉豚の部で宮崎県農業協同組合都城地区本部がそれぞれ獲得しました。

今回の肉牛枝肉の部は、出品された101頭全てが4等級以上という高いレベルを記録。平均枝肉単価は3,278円/kg（税抜）と高値で取引され、生産者の努力の成果が示されました。

共進会では、高校生も出品できる枠が設けられ、宮崎県立農業大学校や宮崎県立高鍋農業高等学校も参加しました。